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子どもにありがちな「そして」の間違い

子どもの作文を見ると、

ぼくは〜しました。そして、〜しました。そして〜しました。そして・・・

と「そして」地獄になっているものがあります。

確か、私も子どものころ、そういう作文を書いていたような気がします。

でも、私は誰にも指摘されませんでした。

なんてアドバイスしますか?

ぼくは〜しました。次に、〜しました。次に、〜しました。次に・・・。

という「次に」地獄の作文とは、意味がちがうのですよ。


「次に」というのは、「はじめに」「次に」「最後に」のように順序を表す言葉です。
これは低学年での指導事項です。

ところが、
「そして」を同様に順序を表す言葉のように使っているわけです。
そしてこれを誤りとして指摘していない人が多い事態があるのです。
つまり、
問題は連続して使われていることでなく、「そして」という言葉を順序を表す言葉として誤解しているところにあるのです。

ご存知でしょうかね。「そして」は付加を表す言葉です。(添加とか、並列とか)
構造的に言えば、「そして」の前後の文には、
同様のものを並べた上で、どちらかといえば後に意味合いの強いものをおく使い方をします。
意味合いの強いものが後にこないのであれば、そもそも「そして」を使って続きを書く必要がないからです。

ただし、時間的あるいは順序的な前後関係がないかというと、そういうわけではありません。(だから混同しているのでしょう)

一つの事象の中では「そして」の前の事が先におこり(前提であったりします)、次に(その結果をふまえて)「そして」の後の事がおこります。これは逆にはなりません。

例えば
「私は、作品を補強するために、画用紙を先生にもらいに行きました。そして先生から厚めの画用紙をもらいました。」
のような書き方。

これを「順序よく書けている」と評価しますか?しませんよね。
これは当然の順序であって「そして」は順序を表す意味で使っているわけではありません。順序を表す意味で使うのであれば、「次に」などで置き換えてもよいわけです。

「私は、作品を補強するために、画用紙を先生にもらいに行きました。次に先生から厚めの画用紙をもらいました。」

こう置き換えたら意味がおかしくなってしまうわけです。


「そして」作文から脱却できるように、お子さんがいらっしゃる方は、ぜひご指導あれ。
hybris | Sault | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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