<< はっきり言いましょう | top | 休みなしの一段落 >>

土よう親じかん

「土よう親じかん」という番組がNHKで9時30分〜10時にやっています。

今日は、先週の再放送というのを見ました。
親の知らない子どものケータイというやつ。
番組を見てもった感想です。番組に対しての感想ではないです。

親にとって、子どもに携帯をもたせる一番の理由は、やはり「防犯」だそうです。
当然、子どもにとって、携帯をもつことの理由は「防犯」ではないでしょう。
その構図には、ある種の共犯関係が成立していると考えられるのです。

今で言えば「プロフ」サイトや、少し前で言えば出会い系サイトによるネットいじめやネット犯罪について正しい知識や情報をもたない親が多い中、携帯を子どもに持たせる親が増えていると番組ではつたえていました。これは、私のまわりにいる良識ある同僚においても知っている人がほとんどいないことから、おおよそ確かであると予想します。
親は、誘拐など物理的な犯罪をおそれているということであって、また、塾や習い事でおそくなる場合や、友だちの家に遊びにいっている子どもの安否あるいは行動の様子を把握したいわけです。もちろん、携帯電話のようなツールが「つながる」ことの安心感をもたらすというメリットも享受できることでしょう。

しかし、必要以上に心配をする大人が増えてきているのではないかと思うのです。
目をつむって10歩と歩けない。
自分の不安の解消と子どもの安否を確かにする効果は、等号によってむすばれるものではありません。誘拐された上に殺され、その子のもっていた携帯から脅迫や中傷のメールが送られてきたなんて事件もありましたね。「携帯をもっていることによって犯罪が予防される」という根拠はいったいどこからきているのでしょう。携帯はあくまでもツールであって、どのように活用するのかを考えて初めてスタート地点にたつわけです。

また、「うちの子、ぼけっとしてるから」と「そろそろ家に帰ってらっしゃい」だの「これこれをお願いね」などと“親が指示するツール”として利用する親たち。
子ども達はロボットではないし、あとでまたふれますが、私はここに一番の問題があると考えています。


さて、子どもはどうでしょう?

子どもにとって、携帯をもつのにたいした理由などいらないのです。
友だちがもっているから
ゲームがしたい
メールがしたい
音楽が聴きたい
興味の赴くままなわけですから、あんなすばらしい小さなメカをほしがらないわけがありません。
しかし、当然のことながら、ゲーム機とはちがって大きなリスクがはらんでいることなど理解してはいないのです。また、どのように危険を回避しながらこの小さなメカと楽しくつきあっていくかの術を知ってもいないのです。
また、前述のように、親につけられた「かせ」であることを理解しているわけでもないのです。


親は大義名分をならべ、
子どもは全くちがった条件にしたがう。
それは交渉であって、一つの価値を共有したわけではなく、共犯関係を結んだにすぎません。


さて、さきほど私が一番の問題だと申し上げたこと。
それはまさしく、親の責任放棄です。
その都度、子どもに指示をして子どもを管理することは、一見親の役目を果たしているかのようですが、そこにしつけは存在しません。
本来ならば、子どもに対して安全に生活をする術や、常識、マナーなどやくそくごとをしつけるわけです。

親の逃げ方はこうです。
「いつも言っている」

言うことで自分の責任を果たしているように片付けるのです。
子どもに生きる力を身につけさせることこそが責任のはずなのに。
子どもが何か失敗をすれば、親の監督不行き届きであり、またそこから新たな手段を講じて教育していき、その積み重ねによって、将来的に自立した大人に育てていくわけです。

携帯を子どもに持たせて防犯対策としたり監督行き届きとしたりすることは、リスクコントロールという観点からも教育という観点からも、手を変え品を変え子どもを育てていくことにはほど遠いものですね。


まわりの友だちが持っているから・・・という子どもの思いと
まわりの親が子どもに携帯もたせているから・・・という親の思い
本質的なことをとらえていないという点でそっくりですね。
という構図が世の多数であることが現実であれば、

私は私の立場から、できる限りのことをするのみです。
hybris | Spice | 20:44 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
Comment
私も携帯を持たせていて、必要以上に心配している親だと自覚ありです。^^;
なので、あまりどうこう言えないのですが。。
この件はね〜 私も思うところがいろいろとあります。。
子どもの携帯に関しては、本当に親の意識が重要ですね。(自分もふくめ)

posted by はにゃえ ,2008/04/12 11:44 PM

フィルタリング機能を導入するなどは、もちろんのことですが、これもまた所詮サービスを利用したというだけで、危険性に関する正しい情報を収集したり、子どもをどのように危険から守るかを考えたとは言えないです。
他に用意されたサービスを選ぶことで“やっている感”をもつことがまさに危険なのです。

パケット定額制によって、子どものメールの量やネット閲覧に対して関心が薄れてしまったこともリスクを高めている原因の一つだと考えられます。

子どもは最初からきちんとできるわけではありません。だからこそ、保険として携帯をもたせてリスクヘッジすることは、今の世の中では必要とも思います。私は携帯を子どもに持たせることに反対だとは、上の記事でも一回も言っていません。

ちなみに私は防犯の理由よりも健康への影響が心配という全く違った理由で、子どもには携帯をもたせないと思います。

いずれにしても、私はただ子どもに携帯をもたせる親を批判したいのではなくて、そのような現状に対して自分にできることをやっていかなければと思いをめぐらせているところです。

最近は批判文章を論理的にではなくて感情的に読む人が増えていますから、はにゃえさんのように良識のある人に、その“おもうところ”を語ってもらいたいなと思っています。

批判と非難が区別つかない人、多いんですよ〜。その話はまた。

posted by とも ,2008/04/13 3:49 PM

この記事が、「子どもに携帯を持たせるのは反対だ」と書いてあるとは思っていませんよ(゚ω゚)
と、いうか、なんていうのかしら・・
まぁ、見る人が見て、簡単にまとめちゃったらそうなってしまうんだろうけど、
ともさんが伝えたいのはそうじゃなて・・っていうのはわかってます。たぶん・・汗。。
全部は理解できていないかもしれないど。。汗

私の”おもうところ”は、けっこうあるんですけど、自分も持たせているだけに、説得力ないですよね^^;


あぅ〜、なんかうまく伝えられていない気がするぅ。。
大人でも、顔を見ずに文章で思っていることを伝えるって、難しいですよね。。
誤解を招いてしまうこともたくさんあると思います。(これは携帯に限らないですけど)
とってもこわい。それがなによりこわい。。

健康への影響は、やっぱり電磁波とかですよね〜
自分も気をつけなきゃっていうくらいなのに、まだまだ成長段階にある子どもですし。。
うちは週に何度か持つ程度だけども、やっぱり最近は気にしてしまいます。


あっそうそう、関係ないんですけど、電動歯ブラシも、かなり電磁波怖いらしいですヽ(゚Д゚;)ノ!!

posted by はにゃえ ,2008/04/14 12:22 AM

私、職場のMacの前には、電磁波を食べてくれるっていうサボテンをおいてます。
効果はどうだかしりませんが、ほんとに水やらなくても元気なサボテンです。

電動歯ブラシかあ。
音波ブラシを使ってましたが、最近は普通の歯ブラシだなあ。

posted by とも ,2008/04/15 11:25 PM










Trackback
URL:

10
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
RECOMMEND
アリスト メダリスト 1L用 16袋
アリスト メダリスト 1L用 16袋 (JUGEMレビュー »)

クエン酸の他にもビタミンなどがよく配合され、飲みやすくしかも疲労回復や体調を整えるのに優れています。
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
OTHERS